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2019.08.22

新しい療育用具を導入しました①(公益財団法人日本生命財団様「2019年度 児童・少年の健全育成助成」)

先日のブログで贈呈式の様子をご紹介させていただきましたが、この度、公益財団法人日本生命財団様からの助成をいただき、8種類の新しい療育用具を導入致しました。(贈呈式の様子はこちらからご覧になれます)

平均台一式

この平均台は、グネグネと曲がっている道のパーツをつないでいくことで、いろんなコースを作ることができます。
年齢や発達段階に合わせてコースの長さや難易度を変え、活用させていただいています。
一つ一つに高低差やグリップの凸凹がついており、バランス感覚や体幹のトレーニングとしてだけでなく、足裏の感触などを楽しみながら遊ぶことができます。

 
グネグネした道を落ちないようにバランスをとりながら渡ります。先日はこの平均台を使ってじゃんけんレースをしました。とっても盛り上がって、子どもたちもスタッフも一緒にたくさん遊びました!

トランポリン

トランポリンは、子どもたちがとっても大好きな遊具の一つです。大人でも大丈夫なとてもしっかりしたつくりのものです。
サーキットトレーニングやリトミックの中でも活用しています。
ぴょんぴょん一人で跳ぶだけでもすごく面白いので、待つことが苦手な子や動きたいエネルギーがいっぱいの子は、トランポリンを跳びながら時間を過ごすと上手く待つことができ、自信にもつながります。

 
サーキットトレーニングの中の一幕です。最初はうまく跳べるかなとドキドキしていた子も、あっという間に慣れてとっても楽しんでいました。

マット

運動のトレーニングなどが安全にできるよう、厚手の運動マットも導入しました。
しっかりした厚みがあるので、このマットの上で歩いたり寝転がったりすることも、関節や身体の感覚へのアプローチとなり、さまざまな使い方をしています。

ホップジャンプベース

これは、トランポリンのように跳ぶことができるクッションです。
年少さんなど体がまだ小さい子やトランポリンが怖い子でも、安心して楽しむことができます。
感覚統合のトレーニングの中でたくさん使っています。

 
音に合わせて跳んだり、先生と手をつないでもっともっと高く跳ぼうと頑張ったり。楽しく跳んでいるうちに、足首や体のバネ、全身の動かし方に自然とアプローチしていきます。

 

児童発達支援 きずなクラブきっずへのお問い合わせでは、
「力の加減ができない」
「運動が苦手」
「不器用ではさみや鉛筆が使えない」
「よくつまづいたり転んだりする」
といったご相談を多くいただきます。

楽しい療育用具を使いながら身体を大きく思いっきり動かして、
身体や筋肉の感覚に気付いていったり、関節や身体の可動域が広がることで、
子どもさんの感じる苦手が少しずつ軽くなっていけるよう支援して参ります。

 

新しい療育用具を導入させていただき、子どもたちが感覚の面や運動面のトレーニングをより楽しんでできるようになりました。
公益財団法人日本生命財団様、この度は誠にありがとうございました。

(※残りの療育用具についても追ってご紹介いたします)

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